2022.01.03

親に「失敗をさせてもらえなかった子ども」が、人生で抱える“4つのリスク”

必要なのは「失敗させる勇気」

14歳になっても自分でトイレに行くことを決められない子。教室中のみんなから「意地悪」と言われる子。自分でやると時間がかかるからという理由で友達の宿題を丸写しする子。でも親たちは一生懸命子育てをしてきたつもりだったのだ。どこが間違っていたのだろう?

アメリカの人気サイコセラピスト、エイミー・モーリンの著書『メンタルが強い子どもに育てる13の習慣』では、実際に著者のクリニックを訪れた、そうした親たちの悩みを聞き、親に悪い習慣をやめさせただけで劇的に子どもが自信をつけて成長していった実例が多数、紹介されている。その中から「ヘリコプター・ペアレント」と呼ばれるケースをお伝えする。子どもに先回りして失敗をさせないようにしたため、どんな問題が子どもに起こったのか。そして、その解決の方法は?

わが子につきまとう「ヘリコプター・ペアレント」

たいていの子どもたちはみんな、成長の過程で、何らかのヘマをするものだ。宿題を忘れたり、遅刻をしたり。あなたも、子ども時代を振り返ってみてほしい。一度も失敗をしない人間はいないのだ。

しかし近年、頭上を旋回するヘリコプターのようにわが子につきまとう、過保護・過干渉な親、「ヘリコプター・ペアレント」が急増している。

 

ヘリコプター・ペアレントは、わが子が失敗しないようにコンシェルジュのようなサービスを提供して、学業や部活に、万全の態勢で臨ませる。その子たちが評価され、優位に立つようになると、それにプレッシャーを覚えた「普通の親」たちも、わが子が引けを取らないよう支え始め、「ヘリコプター・ペアレント」はさらに増加していく。

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