小嶋陽菜はなぜ「女の子の神様」であり続けるのか？「Her lip to」絶好調の秘密

ルーツはAKB時代にある

このように日々自身のビジネスをアップデートしている中で、経営者としても様々なイベントに登壇する機会が増えている小嶋さんは、AKB時代、「神7」と呼ばれる上位メンバーにも入るくらいの人気メンバーでした。

そして今の小嶋さんのルーツは、そんなAKB時代にあると彼女はよく話しています。

2011年のAKB48／Photo by Gettyimages

とあるイベントでは、適応力、忍耐力、ストレス耐性、体力、タフさ、正統派でいられることのほか、レピュテーションリスクの観点やファンサービスの視点で物を観れるという点も、AKB時代に培ったと話していました。

後者の二つの項目については、握手会を頻繁に行ったり、常設の劇場を持つなどファンとの距離が近く、そして人気で序列が決まる仕組みがあり、スキャンダルがすぐ大きな転落のきっかけになるリスクを背負うくらい平成を代表するアイドルとなった大規模なグループの一員として活動していた小嶋さんだからこそ身についた視点なのではないかと思います。