12月16日配信の最終話でフィナーレを迎えた、婚活サバイバル番組『バチェラー・ジャパン』シーズン4。4代目バチェラーは、昨年、男女逆転版『バチェロレッテ・ジャパン』で最後の2人まで残った実業家の黄皓(こう・こう)さんです。
容姿端麗、高収入、高学歴、しかも四カ国語を操る「ハイスペ男子」である彼が最後にローズを渡すのは、いったいどんな女性なのか。「番組史上、最大の波乱」とも言われる本作では配信が始まるやいなや、各所で話題になっています。
「ついつい視聴者の反応はチェックしちゃいます(笑)」と語る黄皓さんに、参加を終えての胸の内を聞きました。
選ばれる側よりも、選ぶ側のほうが苦しい
――あらためて旅を終えて、今の心境をお聞かせください。
僕にとっては今回の『バチェラー・ジャパン』(以下、『バチェラー』)は、『バチェロレッテ・ジャパン』(以下、『バチェロレッテ』)に続く2回目の旅でしたが、まったく異なるものだったと思います。
『バチェロレッテ』では、選ばれる側として能動的な立ち位置でしたが、今回の『バチェラー』は、僕が17名の参加女性からたった一人の運命の相手を選ばなくてはいけない役回り。能動的に動いた手応えがある反面、やっぱり苦しかったし、旅を終えた今は「やりきった」という気持ちも大きいですね。この苦しさと達成感は、いわば学生時代の部活みたいな感覚ですね(笑)。
――選ばれる側よりも、選ぶ側のほうが苦しい、というのはバチェラーならではの言葉だと思います。
そうですね。選ばれる側って、一見つらいようでいて苦しくはないんですよ。ローズセレモニーまではなんとか自分が選ばれるように努力するけど、ローズセレモニー中は、もはや相手に委ねるだけ。
でもローズを渡す側は、ローズセレモニーのたびに誰かとお別れをする理由を考えて、それを相手にも伝えなくてはいけない。人生はいわば選択の連続ですが、この作業には毎回、心のエネルギーを使いましたね。