2022.03.18

靴職人・花田優一が明かす「ぼくが”相撲”をやらなかった理由」

憧れは憧れのままに~『街録ch』~

嫌で嫌で仕方なかった

「『花田優一』の前には必ず『貴乃花の息子』ってつくじゃないですか。その枕詞が嫌で嫌で仕方なかったですね」

花田優一さん(26歳)。日本では数少ないオーダーメイドの靴職人として活動するかたわら、楽曲を発表したり、個展を開いたりと、ジャンルを超え精力的に活動している。

成功した両親のもとに生まれた彼は、いわゆる「親ガチャ」の勝者である。

一見すると「人生イージーモード」にも見える。だが「親ガチャ」勝者の全員が人生を軽々と渡り歩いているかというと、必ずしもそうではないのだ。

近年は父・貴乃花との壮絶なバトルが話題になったが、実際、花田さんはこれまで「有名人の息子」としての苦しみを、嫌というほど味わってきたのだ。

花田優一さん(26)。「貴乃花の息子」と呼ばれるのが嫌だった(『街録ch』より)
 

「もちろん、良かった点もたくさんあります。たくさんの方に注目して頂いたし、普通ならできないような経験もさせてもらった。幼い頃にもらった愛情も含めて、親父への感謝の想いは測り知れません」

「ですが、絵、歌、靴……、何をやっても、さまざまな要因から、父の存在が邪魔になるんです。『どうせ親の金でやってんだろ』と言われることもあります。修行から帰ってきて以来ずっと、自分で稼いでやってきているんですけどね」

花田さんが、思いのたけを人気YouTubeチャンネル『街録ch』で赤裸々に語った。

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