2021.12.26
# ライフ

「父の遺産3億」を相続した50代女性、“思わぬ出費”で「後悔」したワケ

相続の税理士選びは難しい

「相続税の税理士報酬」で後悔

「相続税申告に必要な費用は300万円と言われたんです…」

そう話すのは、都内に住む50代女性のA子さんです。

「昨年、突然父が亡くなったんですが、当時は相続のことが全く分からず、相続税の申告期限も近づいていたので、焦っていました。でも、後日そのことを知人に話したら、ちょっと高いんじゃないのって。確かに今冷静になって考えると、少し高かったなぁって…」

父が残した遺産を相続したA子さんは、知人に紹介してもらった税理士から「相続税の申告報酬は遺産総額の1%」と言われ、遺産3億円の1%にあたる300万円を支払いました。

photo by iStock
 

当時は、父を亡くした寂しさと、相続に対して全く無知であったことから、特に複数の税理士を比較するようなことはしませんでした。しかし、A子さんの事例を私の税理士事務所の料金表に当てはめると、半額以下の120万円です。

「同じ相続税の申告なのに、どうして担当する税理士によってこんなにも費用が異なるのか…今さら言っても遅いけど、もうちょっと慎重に調べるべきでした」

相続税の税理士選びは難しい

相続税の申告が必要な方のうち、約9割の人は相続税の申告を税理士に依頼します。毎年所得税の確定申告を自分で行っている人でも、ほとんどの方は相続税の申告は未経験で、間違えるリスクが高いためです。

しかし、相続税の申告は、亡くなった方の全財産を開示し、複雑な家族関係もオープンにする必要があるため、税理士であれば誰でもいいという訳にはいかず、多くの相続人はどの税理士に頼んだらいいのか悩むことになります。

関連記事