佐田真由美さんは、モデルでありブランドディレクターであり、2児の母……ひとり何役もこなし、日々パワフルに働き、多くの女性たちからの支持を集めています。

「身に着けているだけでHappyにしてくれるジュエリー」をコンセプトにしたジュエリーブランド『enasoluna(エナソルーナ)』は、2021年11月11日に15周年を迎え、ブランドロゴやパッケージ、オンラインストアを一新。さらに最近では『enasoluna』の他、地球環境を意識したサステナブルなアパレルブランド『neemee』もスタートさせるなど、40歳を超えてますます多様に働く佐田さんに、ブランドへの思い、そして仕事とプライベートのバランスや女性として自立するために心掛けていることとなどをお伺いしました。

仕事は“楽しいこと”だから頑張れる

――佐田さんはモデルであり2児の母。そしてジュエリーブランド『enasoluna』、アパレルブランド『neemee』と様々なことに挑戦しています。お子さんが2人いて、モデルとして働くだけでも忙しいと思いますが、それを乗り越えられる理由はなんなのでしょうか?

佐田:私も何でなんだろうとは思います(笑)。でも、忙しいのは苦ではないんです。単純に仕事は“楽しいこと”なんです。撮影も大好きだし、物を作ることも興奮する。だから、乗り切れる部分も大きいと思います。

インスタグラムの投稿には女性ファンからのコメントが200件近くつく。佐田真由美さんオフィシャルインスタグラムより。
 

――様々なプロジェクトが進行していると、TO DOリストも自ずと増えていくと思うのですが、どのように自分の時間を捻出しているのでしょうか?

佐田:家族、マネージャーとカレンダーを共有しているので、空いている時間には勝手に用事をいれられてしまいます。なので、スケジュールはほぼ埋まっていて、正直、自分だけの休みはほぼないですね。ただオンとオフをしっかり分けたいタイプなので、働くときは詰め込んで、休むときは休む。

旅をしたり、長いの休暇はとるようにしてバランスをとっています。あと、私は多動症の傾向があり、家にいてもじっとすることができないので日中はとにかく動き回っています。若い頃から、ソファでごろごろすることはないですね。だから、膨大なタスクもこなすことができるのかもしれないです。もちろん体は疲れていますので、一日の終わりには疲れきってカラダの電池も切れてしまう。22時以降は泥のように眠っています。