2021.12.27
# 婚活

「婚活」に疲れ、ようやく出会った「まともな男性」と結婚して大失敗…40歳女性が辿った悲惨な“末路”

結婚相談所で知り合った同い年の義行(仮名)と結婚し、かれこれ半年になる美枝さん(40歳、仮名)。夢見ていた結婚を果たし、幸せな生活を送るはずだったが、結婚後、旦那の義行さんが度を越したケチであることが判明する。

【前編】「婚活」で大失敗…アラフォー女性が結婚した”年収600万円大手勤務”男性のヤバすぎる「本性」

[PHOTO]iStock
 

義父の命より、数円のガス代の無駄が気になる夫

飲食店のパートから帰宅して、キッチンで夕食を作っていると、テーブルに置いておいた携帯が鳴った。妹の亜由美(仮名)からの電話だと、ポップアップが知らせている。電話に出ると、亜由美は緊急を要する慌てた口調で捲し立てた。

「お父さんがお風呂場で倒れて、意識不明の状態で今救急車で運ばれたわ。お母さんも付き添いで一緒に救急車に乗って行ったの」

父は、70代後半になっており、決して若くない。急に倒れたと言うのは、脳の血管のどこかが切れたのだろうか。意識不明の状態だと言っていたが、意識は戻るのだろうか。美枝の頭に不安が渦巻いた。

「搬送先の病院がわかったら教えて。症状によっては、私も今夜病院に行くから。ここのところお父さん、体調が悪かったの?」

そんな会話をしている時に、玄関のインターフォンがなった。義行が帰宅したようだ。亜由美は、スマホを耳に当てたまま、玄関の内鍵を外して、ドアを開けた。そして、一旦スマホを耳から外し、

「今亜由美からの電話で、お父さんがお風呂場で倒れて、救急車で病院に運ばれたみたいなの」

といい、また亜由美との会話を続けた。

父親は、2、3日前から偏頭痛を訴えていたという。亜由美は、父が高血圧だったので、クモ膜下出血を心配していた。搬送先の病院と病状がわかり次第、もう一度連絡をもらうことにして、一旦電話を切ってキッチンに戻った。すると、コンロの前に不機嫌そうな顔の義行が立っていた。

「あのさ、コンロの火がつけっぱなしだったよ。お湯がグラグラ煮立っていて。ガス代がもったいないじゃないか。光熱費を払っているのは、僕だよっ!」

コンロの火を止めずに電話に出たのは、確かに不注意だった。しかし、電話に出たら、父が意識不明の状態で病院に搬送されたと聞かされて気が動転し、コンロの火がついていたことなど、すっかり忘れてしまった。

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