2021.12.24
# ライフ

“疲れすぎ”の日本人…年末は「エナドリ頼み」の人がやるべき疲労回復の3原則

“疲労感”ではなく“疲労”を取る方法
赤石 定典 プロフィール
(3) 適度な運動

疲労を取るのに運動って必要なの?と疑問を持つ方もいると思いますが、ここで取り上げるは疲れを取るための運動なのでご安心ください。ポイントは「緊張の緩和」と「適度の運動」です。

 

緊張感の緩和

ここ10年で生活環境は大きく変わりました。その理由として、スマホの普及が上げられます。

電車でも飲食店でも、どこでも誰もがスマホを操作している世の中ですが、このスマホが実は疲労の大きな原因の一つとなっているのです。

皆さんがスマホを操作している時は、どんな姿勢が多いですか。もしかすると、前のめりになっていたり、うつ伏せで肘をついてスマホを操作していることが多いかもしれません。

photo by iStock

その姿勢だと、首が通常の位置よりも前に出ているので、まき肩や「スマホ首」と呼ばれる肩こりや首が張った状態、頭が重くなるといった症状が見られることも。また、猫背の姿勢になっていれば腰痛の原因にもなります。

これらは、同じ姿勢が長時間続くことで「筋肉の緊張」がおこり、血流を悪くし、さまざまな症状を引き起こしているのです。つまり、「動かない」ことが、逆に疲労を助長しているといえます。

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