敏腕社長となった彼の結婚の条件

連絡を取る度にハンスは「早く子どもが欲しい」と言っているが、なぜか未だに独身を貫いている。さぞモテて仕方ないだろうという雰囲気だが、よほど好みがピンポイントなのか、はたまた変わった性癖でもあるのか……長年謎に包まれたままだった。

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「ねえ、ハンスの結婚の条件って何なの?」と聞くと、「僕の条件は、まず僕の好みの女性であることが大事。頼りない雰囲気でムッチリ体型なこと。あと毎日SEXすること。子どもは最低5人欲しいな」との返答。さらに、「リエコは僕の好みに当てはまるからいつでもOKだよ、でなきゃ10年以上連絡取ってないし。子どもができても24時間住み込みのシッターさん雇えばいいし、お互いお洒落して外でデートを楽しみたいし、料理は作らなくていいから家の中ではセクシーなランジェリー着てて欲しいな」と話は続いた。

料理を作らなくてよくて、住み込みシッターさん雇ってくれるのはありがたいけど、毎日SEXして子どもを最低5人産み、子だくさんなのに家ではいつもセクシーランジェリーで過ごすってなかなかカオスな結婚生活だな。

条件のハードルが高くなければ……という感じだが、10年以上連絡を取り続け、たまに食事するなかで、彼の性格は性に対して非常にアグレッシブで、大半のことはお金で解決するという部分が見えてきてしまい、いくら顔やスタイルが良くても考え方が私とは少しズレがあると感じた

クリスマスに一人でいるのは寂しいけれど、価値観の合わない男性と特別な日を過ごすなら結局一人で過ごすことを選択するほうがいい。でも友人としては楽しいので、ハンスとはつかず離れずの友人関係が長年続いている……。

スイス国鉄のホームでバックパックを背負って移動する。写真提供/歩りえこ

ブラを捨て旅に出よう 貧乏乙女の“世界一周”旅行記

費用はたったの150万円という、想像を絶する貧乏旅をしながら、2年間をかけてほぼ世界一周、5大陸90カ国を巡った著者。そのなかから特に思い出深い21カ国を振り返り、襲われたり、盗まれたり、ストーカーをされたり……危険だらけの旅のなかで出会った人情と笑いとロマンスのエピソードを収録。(講談社文庫)

Huluオリジナルドラマ『ブラを捨て旅に出よう〜水原希子の世界一周ひとり旅〜』

©︎Hulu Japan

人生に迷いを感じた水原希子が、突如、世界一周旅行を宣言。原案の実話エピソードをベースとしたストーリー展開を予定しているものの、現地へ赴けばハプニングだらけの珍道中(!?)という半分ドキュメンタリーのオリジナルドラマ。[全6話]