胸がキュンとするような恋愛モノ、愛憎劇を描いたドロドロ系、迫力満点のアクションなど、どのジャンルでも話題作を生み出してきた韓国ドラマ。その中でも、『イカゲーム』の世界的ヒットもあり、思わず目を背けたくなるような暴力シーンや犯罪モノ、救いのないバッドエンドを描いた作品に注目が集まっています。

韓国ドラマの得意ジャンルのひとつではありますが、表現の過激さから好き嫌いが分かれると思います。ですが、このジャンルが好きだという韓国通のスタイリスト池田めぐみさん。コロナ禍でしばらく渡韓できていませんが、10年以上前から韓国の魅力にハマっています。そんな池田さんにおすすめ作品を教えてもらいました。年末年始のおうち時間に観てみませんか?

 

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『マイネーム: 偽りと復讐』

Netflixで配信が始まり、「今日の総合TOP10」に連日ランクインしていた『マイネーム:偽りと復讐』。自分の誕生日に父親を殺害され、復讐のために生きる女性の人生を描いたドラマなのですが、その主人公・ユン・ジウを演じたのが、いま最も旬の女優ハン・ソヒ。

主人公のユン・ジウを演じたハン・ソヒ。

この作品の4ヵ月ほど前に配信されたドラマ『わかっていても』で清純派のヒロインを務めた彼女。そのキャラクターのギャップが話題となり、多くのメディアでも取り上げられていたので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

ハン・ソヒは可愛らしい雰囲気で体も細みなので、暴力シーンも伴うノワール系の作品には向いてなさそうだなと思っていたのですが、感情を抑えつつも復讐のために突き進む鋭い目つきと、鍛えられた肉体美に驚きました。役作りのために体重を10kgほど増やしたそうですが、同一人物とは思えないほど前作との振れ幅がすごい! 『マイネーム: 偽りと復讐』と『わかっていても』、どちらの作品から見てもギャップに驚くと思います。

麻薬組織のボス、チェ・ムジンを演じたパク・ヒスン。

父親を失った絶望感から生きることを諦めたジウは、父親の親友である韓国最大の麻薬組織のボス、チェ・ムジンから犯人を知らされ、復讐を誓い、生き抜くことを決意します。復讐のためには強くなることが必要ということで、男性しかいない怪しげなボクシングジムへ連れてこられるのですが、このジムでのシーンが……エグい。殴り合い、血みどろ……と目を背けてしまう場面が多いんです。

男性相手でも物怖じせず、殴り続けるジウ。

ですが、血と汗にまみれて顔も体もボロボロのハン・ソヒの体当たりな演技に圧倒されてしまい、凄まじいアクションに見入ってしまいます。体だけでなく、目つきや表情も細かく変化していき、一瞬たりとも見逃したくないと思うほど。何かのインタビューで「実は私、運動の“う”の字も知らない人間なんです」と言っていたハン・ソヒ、マジで信じられない!

念願だった麻薬捜査班に加入したジウは、父親を殺害した犯人の手がかりを探る。

その後、大人になったジウは、犯人の手がかりを掴むため警察官となり、念願の麻薬捜査班に潜入。ここで、チームとして一緒に動くことになる、アン・ボヒョン演じるピルトに出会います。

ピルトを演じたアン・ボヒョン。『梨泰院クラス』でパク・セロイの宿敵、チャン・グンウォンを熱演し人気が加速。

2人の共闘シーンや危機一髪の場面、もう一人の宿敵の登場、“無”だったジウがピルトの言動に心を突き動かされていく姿など、ここからの展開もいろいろありすぎて……全8話と話数が少なめなのにとにかく内容が濃い作品です。

Netflixシリーズ『マイネーム: 偽りと復讐』独占配信中