権力に憑りつかれた習近平が、これから台湾で引き起こす「ヤバすぎる事態」

そのとき、日本はどうすべきか?

とうとう中国が台湾に侵攻する…

ことし最後のコラムである。そこで、今回は「2022年の世界と日本」を予想してみよう。ただし、単に「こうなるだろう」ではなく「こうなったら最悪だ」というシナリオを考える。誰にとっても、最悪の事態に備えたほうが、はるかに有益と思うからだ。

いま、多くの人々が「中国の台湾侵攻があるかどうか」を心配している。台湾が中国に奪われれば、日本の安全保障環境は劇的に悪化する。日本の原油輸入ルート(シーレーン)が脅かされるだけでなく、日本列島を中国の軍艦が包囲する事態も日常化するだろう。

それは、軍艦10隻から成る中ロの艦隊が10月、津軽海峡や大隅海峡を通過して、日本列島を一周したことで、すでに現実となっている。まさに「日本の悪夢」だ。では、中国による台湾侵攻は本当にあるのか。

中国の習近平国家主席[Photo by gettyimages]
 

結論を先に言えば、私は「その可能性がますます高まっている」とみる。台湾侵攻は、もはや「あるかどうか」の問題ではない。「いつ、あるか」の問題だ。そんな見方は、河野克俊・前統合幕僚長をはじめ、多くの軍事、外交専門家が共有している(https://www.youtube.com/watch?v=rR9XNWuFQJw)。

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