2022年、「中国・韓国」vs「日米豪英」の“ヤバすぎる対立”が勃発する…!
文在寅が招いた「とんでもない危機」韓国がいよいよアメリカから捨てられる日がやってきた――。前編記事『韓国に「重大危機」、いよいよ「アメリカから捨てられる日」がやってきた…!』では、中国や北朝鮮ばかりを気にする文在寅大統領の態度によって韓国が重大危機に直面している様をレポートした。しかし、事ここに及んでも、いまだ文在寅の危機感は薄い。このままいけば、韓国はとんでもないことになりかねない……。
北京五輪の「外交的ボイコット」から逃げる韓国
サキ米大統領報道官は12月6日、「バイデン政権は北京冬季オリンピックとパラリンピックに外交的あるいは公式的な代表団は送らないだろう」と表明した。
サキ報道官は「新疆で起きている(ウィグル族に対する)中国の持続的な集団虐殺と反人道的犯罪、このほかの人権侵害が理由」と説明した。

ボイコットの名分として人権問題が指摘されていることは重要な意味を持つ。欧州議会は外交的ボイコット要求決議案を既に採択しており、中国の人権問題は民主主義国共通の懸念材料となっている。
米国の外交的ボイコット公式発表は同盟国・友好国に対し遠回しに足並みをそろえるよう要請する意味もありそうだ。米国の要請に応じてではなく、各国自主的判断で外交的ボイコットを行えば、中国に対する圧力としては効果的だろう。
早速、加・英・豪などがこれに同調する意向を表明している。ブリンケン米国務長官はニューヨークタイムズ(NYT)に「同盟と五輪参加についてどう考えるかを議論中だ。対話が活発に行われている」と述べた。