2021.12.30
# 不倫

鈴木達央、鬼龍院翔…2021年下半期の「不倫報道」が思いがけず「大炎上したワケ」

堀井 亜生 プロフィール

メンバーからの非難がリスクを呼ぶことも

また、この2つのバンドのケースは、メンバーが非難する姿勢を表に出したという点でも共通しています。

桑原さんの場合は、他のメンバーが個人名でコメントを出すという異例の事態にも注目が集まりました。

鬼龍院さんは、罰ゲームという名目ではあったものの、メンバーの手によってみそぎを行うという形で二股報道を決着させようとしました。もっとも、そこに参加していた歌広場さん自身の不倫が報じられたことでかえって批判を浴びてしまうという悪循環が生まれてしまったので、「不祥事を行った人とそれを糾弾するメンバー」という構図を作ることにもリスクがある場合もあります。

[PHOTO]iStock
 

SNSの影響などで、不倫が報じられた芸能人への批判はますます強まっています。「個人の不祥事と作品への評価は別」という風潮も薄れている面があります。

事務所や本人が謝罪するだけでなく、バンドやグループ全体への悪影響を避けるために他のメンバーの対応も問われるというのが、今後の不倫報道のスタンダードになっていくかもしれません。

SPONSORED