目の前にあるリスク、太陽嵐の脅威にデジタル庁はまず備えるべきだ

電気がなければデジタルは動かない

デジタル庁の混迷ぶり

9月7日公開「いいとこどりのデジタル庁は、結局『みずほ銀行』になっていくのか」の記事で、9月1日に設置されたデジタル庁の行く末を案じた。

by Gettyimages

予想通りというか、さっそく11月24日に「デジタル庁がメール誤配信 CC・BCC設定ミスで約400件のアドレスが公開状態に」ということが明らかにされた。

また、デジタル庁ではないが、高橋洋一氏の「GDPの数字も改ざん? 国交省のデータ書き換えで、これから起こること」のような問題も最近明らかになった。

さらに過去には、いわゆる「消えた年金問題」という、国民を激怒させた大問題もあった。

巷で「お役所仕事」という言葉が広く流布するほど、官僚・公務員の仕事ぶりには「定評」がある。

「消えた年金問題」の後処理は「焼け太り」と表現してもよいと思うが、デジタル庁も「政府のデジタル化の遅れ」に対する「対策」を大義名分にした単なる焼け太りになる公算が高い。

実際、このままの状態が続けば、かつての社会保険庁並の混迷状態になるはずだ。無駄な仕事を増やして権益を強めた官僚・役人たちは、ほくそ笑んでいるであろう。お粗末な仕事を繰り返し「是正」で権益を拡大する手法は鉄板といえる。

 

「お役所仕事」を「お役所仕事のお役所」がリードするのは全く無意味だし、国民にとって血税を浪費される災難以外のものではない。現在のデジタル庁の仕事をすべて廃止すれば、「デジタル化」「行政改革」が速やかに進むようにさえ思える。

ただし、政府組織がすべて必要無いというわけでは無いし、デジタル庁には新たに「もっと大きな国家プロジェクト」を推進させるべきだと思う。

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