ヴァレンティノのウエディングドレス
オランダ王妃となったマキシマは、アルゼンチンのブエノスアイレス生まれ。1995年にアルゼンチン・カトリック大学で経済学の学位を取得し、ニューヨークの銀行でキャリアを積んでいました。1999年、スペインのセビリアを旅行中、パーティーでオランダのウィレム=アレクサンダー皇太子と出会い、2001年3月30日に婚約。婚約会見では、流暢なオランダ語を披露しました。
2002年2月2日の結婚式は、アムステルダムで民事婚を行い、アムステルダム新教会にて宗教婚を行いました。マキシマ皇太子妃は、ウィレム=アレクサンダー皇太子と同じプロテスタントには改宗せずに、カトリック教徒のままとなっています。


ウェディングドレスはオーセンティックなスタイル。ミカドシルクと呼ばれる生地を使ったウェディングドレスは、ヴァレンティノガラヴァーニのデザインで、トレーンの長さは5m。ホワイト&グリーンのブーケはティアドロップ型で、バラ、クチナシ、スズランが使われています。



明るくポジティブなキャラクターとして知られる夫妻は、2013年5月1日、ベアトリクス女王の退位に伴い、オランダ国王と王妃となりました。王位継承権第1位は、長女のカタリナ=アマリア王女。次女のアレクシア王女、三女のアリアーネ王女とともに、「トリプルA」と呼ばれて親しまれています。3人の王女たちはプロテスタントとして育てられています。
