「ただ、一律にみんな情報統制するよりは、各自判断というのは報道の自由ともいえますよ。これまで人気アイドルのゴシップを各局横並びでスルーとかしてきたけど、本来いろんな記者がいて、いろんなスタンスがある方が健全です。メディアが以前より自由になりつつあるということかもしれませんよ」(同)
フジテレビの情報番組「やじうま8」では、司会の谷原章介が本件について「一線を引いて終わらせたいと思います」と撤退宣言をしたが、これには業界人から「そうなると、他の案件でも、誰かが悲しみそうなテーマは全部できなくなるのでは」という異論もあった。
しかし、こうした異論が可能になったのも統率がなかったからこそで、各番組が「ウチはやらない」「ウチはやる」とスタンスの違いを出せたということかもしれない。
もっとも、芸能ニュースは、熱心によく見ている人ほど文句を言うだけに、マスコミに「そっとしておいてやれ」と批判する人も、最前列の野次馬ではあるのだが。