2022.01.14
# ライフ

「世間の目は気にせずに、やりたいことで笑おう」フォロワー200万人TikToker「伊吹とよへ」の生き方

馬淵 恵梨香 プロフィール

今の若者は「見えない敵」と戦っている

TikTokerとして常に最前線を走ってきた二人は、アーティスト「オールユーキャンイート」としての活動もスタートし、成人式の直後に2曲目となる新曲「ハンカン」がリリース。この曲に込めた想いを伊吹さんに語っていただきました。

「今の若者たちって、やりたいことや好きなことを我慢しているんじゃないかと思うんですよね。昨年の成人式もかなり制限された中で行われて、今回も地域によっては規制があったと聞きます。もちろん、こういう状況でルールをしっかり守ることは大切です。しかし、必要以上に“こんなことをしたら批判されるんじゃないか、怒られるんじゃないか”といった声が大きかったんです。

SNSで拡散されることが当たり前の世の中で生きてきた若者だからこそ、”世間の目”という見えない敵と戦ってることが多いように思います。自分達がYouTubeにチャレンジした時も様々な声がありましたが、それを気にしていたらやりたいことはできないと思うんですよね。なので、そういったストレスを抱えている同年代だからこそ、伝わってほしいなというメッセージを込めました」

 

この新曲の「ハンカン」は伊吹さんが作詞を担当し、「ジョジョの奇妙な冒険シリーズ」や「ガンダム」の主題歌でお馴染みのシンガーソングライターのハセガワダイスケさんが作曲を手がけています。

歌詞には「やりたいことだけで 泣き続けてもいい(一部省略)やりたいことだけでいつか笑える時がくる」とあり、まさに二人の経験から生まれた言葉であることは間違いありませんが、冒頭に紹介した2014年に放送されたYouTubeのCMにも近いものを感じます。しかし、当時とは状況も異なる中で、彼らのメッセージにはどういった違いがあるのでしょうか。

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