2022.01.15
# 日本株

これからの「インフレ時代」に強い、日本株「狙い目な10銘柄」の全実名

日本経済はどうなるのか?
安恒 理 プロフィール

資源価格はまだ上がり続ける

資源株の本命として住友金属鉱山(5713)は入れておきたい。

ニッケルや銅など非鉄金属の鉱山開発から精錬、さらには車載向け電池など材料の製造も行なう。金属価格急騰の恩恵を受け22年3月期は大幅増収増益を見込む。23年は金属価格一服で反落だが、それでも売上、利益ともに高水準だ。

チリで銅鉱山の開発にも関わり、今年中の生産開発を目論む。2月に発表予定の中期経営計画でも成長戦略を謡うものと思われる。

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株価は21年2月に5500円超えを果たしたあと調整局面を迎えた。4000円前後まで落ち込んだが、そこから出直りの途中。節目の4500円を超え、上値メドの5500円が当面の目標だろう。その上値を超えれば、さらに上昇の勢いが増す可能性が高い。

資源高は原油も同じ。その恩恵を受ける会社にENEOSホールディングス(5020)がある。石油元売りでは国内シェア5割を超え、さらに銅など非鉄事業も行なう。ほかに再生エネルギーにも進出し、風力発電や太陽光発電を手掛けるジャパン・リニューアブル・エナジー社(JRE)の全株式を取得した。業績は資源高を追い風に好調だ。

一方で株価はその好業績を織り込んでいるとはいえない。2018年に株価900円をつけたあとは、ずっと調整したまま。いまだ500円以下の株価は割安ではないだろうか。指標にもあらわれており、PERは5倍、PBRも1をはるかに下回った状態だ。

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