2022.01.16

韓国が「ギリシャ化」し始めた…! 現地紙が「財政危機&破綻」まで心配するワケ

大統領選「バラマキ」が凄いことに…
武藤 正敏 プロフィール

与野党の候補の「国政哲学」がわからない

中央日報は、「【コラム】我々は李在明・尹錫悦を良く知らない」という記事を掲載した。

その中で、両候補の国政哲学が良くわからない。李在明氏は包容国家、尹錫悦氏は公正経済を掲げたが、重要な問題の二極化(格差拡大)、少子高齢化、年金改革、労働改革、規制撤廃などについては沈黙する。

労働組合に会えば労働者寄り、財界人に会えば企業寄りの話をする。納税者には「税金減免」、脆弱階層には「財政支援を増やす」という。ビジョンはなく浅はかな計算で票を得ようとする。

 

さらに「新年にはどうなるのか心配だ」「李在明氏であれば、中南米ポピュリズム国家の前轍を踏むのではないか」「尹錫悦氏がなれば、冷酷な腹心を前に出して検察共和国を作るのではないだろうか」と深刻な懸念を有していることを解説している。

こうした事態とならないよう国民は両候補の真意を探る必要がある。

そのためにも大統領選挙に向けた中身のあるテレビ討論会が重要である。しかし、1987年以降のすべてのテレビ討論で韓国の新聞記事は「政策対決の失踪」とし、討論は落第点だったと中央日報は評価している。

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