「モノ不足」が極まってきた
新型コロナウィルスの感染者数が、ここにきて急増している。1月15日の全国の感染者数は2万5742人、東京都では4561人まで増加。オミクロン株の感染が拡大したことで、昨年8月以来の水準となった。
その一方で経済を見渡せば、ここ最近「モノ不足」や「値上げ」の影響をよく聞くようになった。金属や原油などの資源価格が世界的に高騰しており、また半導体も不足しているという。半導体が使用されている商品を買おうとして、「入荷待ち」と言われた人も少なくないのではないだろうか。

現在のようなタイミングで強いのが、「モノ」を扱っている企業だろう。現場で実際に資源を開発しているエネルギー・金属関係の企業はもちろん、実態ある不動産を扱っているディベロッパー、さらには商品を売買する商社などは、現状のモノ不足を背景にして株価が伸長している。
ここからは、的中率ズバリ80%を誇る『DeepScore株価予報AIエンジン』(DeepScore社開発・運営)の予想を見ていこう。上述した「モノ不足」に強い企業も含めて、この1週間で株価が上昇すると見られる企業、逆に下降すると予測される企業を5社紹介していきたい。