2022.01.19
# ライフ # ビジネス

一流ホテル出身のパティシエが、あえて「冷凍・オンライン販売」にこだわるワケ

ホテルとの「大きな違い」を感じた

「冷凍ケーキ」が増えてきている

昨年末に食べたクリスマスケーキはどこで購入したものか。

クリスマスケーキは2020年の市場規模で約295億円を誇る大きな商戦だ。百貨店の売上でも大きな比重を占めており、特設のウェブサイトでいかに有名パティスリーのオリジナルケーキを販売できるかが鍵となっている。

配送は冷蔵が多いが、最近では冷凍も増えてきている。「ピエール・エルメ・パリ」「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」「ジャン=ポール・エヴァン」といった一流パティスリーが冷凍ケーキに参入していることからも、もはや冷凍だから味が落ちるといった時代ではない。

ここで日本冷凍食品協会のサイトから、冷凍食品の歴史を振り返ってみよう。

現ニチレイフーズによる魚の冷凍事業が始まったのが約100年前の1920年。そこから1964年の東京オリンピックで冷凍食品が爆発的な拡大をみせる。1960年代から家庭用の電気冷凍冷蔵庫が普及し、1970年代に冷凍茹で麺が開発された。

1999年には便利な自然解凍の調理冷凍食品が発売。冷凍食品の需要ががますます高まっていき、2018年には日本の国民1人当たりにおける冷凍食品の消費量が22.9キログラム(約92食)と過去最大になっている。

Photo by iStock(画像はイメージです)
 

冷凍・オンラインが特徴のケーキ専門店

冷凍食品が発展し、配送でおいしい冷凍ケーキが食べられるようになったが、ここで新しいスタイルの店舗が誕生した。それは、2021年5月10日から本格的に始動したチーズケーキ専門店「パティスリーベル」だ。

半年後となる12月2日には「クインテットドペラ」というガトーオペラ専門店を立ち上げるなど勢いがある。どちらにも共通しているのは、特定のケーキ専門店であること、そしてオンラインでのみ販売されて冷凍配送されることだ。

SPONSORED