フリーアナウンサー、VERYモデルとして活躍する青木裕子さんは、7歳と5歳の2人の男の子を育てています。子育ての正解ってある? 教育ママじゃダメ? 子どもにとって“本当にいいこと”って? などなど…子育てをする上で、青木さんが日々感じているアレコレを、「子どもの教育」をテーマにしつつ徒然なるままに語っていただいている連載です。
今回は、年始に家族でスキー旅行に行った青木さんが、子どもたちが滑る様子を見ながら考えた「運動神経」について。ご自身が運動が苦手だからこそ心配になる、運動神経の遺伝や、そこから考える子どもとの向き合い方を綴っていただきました。
とにかく運動が苦手
あけましておめでとうございます。(原稿を書き始めたのはお正月だったのに、一月も半ばになってしまいました……)
今年もよろしくお願いいたします。
さて、我が家は夫のお正月休みに合わせてスキーに来ている。

と言っても、私は滑らない。いや、滑れない。3年前、スキー中に膝の靭帯を損傷し、それから自粛中なのだ。だから、夫と子供たちがゲレンデに出ている間、私はこうして原稿を書いている。いいなあ、と思わないこともないのだけど。
私も一緒に楽しめたらいいのになあと。
私は、とにかく運動が苦手だ。50メートル走は中学生でも高校生でも10秒を超えていたし、スポーツテストでは得意な種目がなくてことごとく学年最下位だったと記憶している。でも泳げるし、自転車にも乗れるので、「体の使い方さえ分かれば足が速くなる気がする!」なんて言い訳をしながら39年たってしまった(7日に誕生日で39歳になりました。わお)。