サステナビリティを学び、体感できる国内外の旅の特集号(FRaU2021年12月号)第一弾でクローズアップした徳島県。徳島生まれの女性=「阿波女」は、伝統的に働き者で明るく、自立心旺盛といいます。そんな阿波女スピリットを胸に社会に貢献する徳島育ちの女性、音楽家の福岡晃子さんをご紹介します。

福岡晃子
徳島県出身。徳島で結成されたロックバンド「チャットモンチー」のメンバーとして2002~18年までバンド活動を行う。東京と徳島を拠点に、作詞作曲家・演奏家として音楽活動をつづけるかたわら、自ら代表を務め運営しているイベントスペース〈OLUYO〉で毎月さまざまなイベントを企画・開催している。2020年から徳島県在住。

きらめきを求めて駆け抜けた16年

「毎日24時間、バンドのことしか考えていなかった。新しい曲が生まれる喜びを味わっていたい、いい曲だねって言われたい、その“きらめき”だけを追い求めていました」

 

ロックバンド「チャットモンチー」で歌詞やベースなどを担当していた福岡晃子さんは、「チャットモンチーに出会って人生が変わった」と話す。それは徳島での高校時代。同い年の女の子たちがかっこよく演奏している「チャットモンチー」のライブを見て衝撃を受けたという。その出会いからしばらくして、ヴォーカルの橋本絵莉子さんに誘われ、2002年から福岡さんもメンバーに加入。メジャーデビューが決まったのは大学在学中だった。

まっすぐ自分たちの音楽と向き合い数々の楽曲を発表。2018年にバンド活動を終えた“チャットモンチー完結”の日まで全力で走り抜けた。

全国ツアーでも毎回地元・徳島を開催地に選び、結成10周年には徳島でフェスを開催。メディアに出るときも阿波弁混じりで話す福岡さんにとって、故郷・徳島とは。

「大好きな阿波おどりがあるし、幼なじみもたくさんいる町。チャットモンチーと出会った町。たまたま生まれた町だけど特別な思いがある」