嶋:そうなんです。仲人が間に入る事で勘違いを修正できる場面がたくさんあります。例えば、「私から連絡することばかりなので、私に興味がないと思ってる」と女性側の仲人さんから連絡が来たとします。
でも実はそれこそが女性の思い込みの場合もあります。そんな時には「彼は筆まめじゃありません。〇〇さんにとても好意があって安心してるだけのようです。自分から連絡もしてもらいますね」とお伝えして、交際終了を免れたケースは多いです。
勘違いかも知れないネガティブな思いを解消して縁を繋ぐのも仲人の仕事です。婚活アプリの場合は、自分で積極的にかつ、上手く本音を伝えられないと、そのまま自然消滅してしまうことばかりですね。
それが次の恋愛にその経験が活かせればいいのですが、逆にネガティブなまま「自分には婚活はムリ」と諦めてしまう方も多いのではないでしょうか。

高須:そうですね。非常に残念な事ですが、女性のネガティブな勘違いから二人の関係が悪くなる事が多いです。多くの男性は、用事がない限り、自分からこまめに連絡しませんし、返信が遅いこともしばしば。
単純に仕事が忙しくて連絡が返せない時でも、女性側の勝手な解釈で「もう興味がなくなってしまったのでは」「フェードアウトされた」などと判断して関係が続かないのも事実です。
余白のある人がオススメなワケ
高須:ちょっと微妙な草食男子でも、実は磨けば光るところがいくらでもあるんです。そのなかで特に私は余白のある男性と一緒に成長していくことをオススメしています。人の言うことに耳を貸してくれて、話し合える人はいくらでも折衷の余地がある。
結婚はそれがゴールではなく、新しい家族をつくるスタートです。そういう意味でも本音を受け入れ合いながら成長できるパートナーのほうが、長い人生幸せだったりします。