2022.01.24
# ビジネス

「無自覚にパワハラする上司たち」が犯している、致命的な「勘違い」

使えない部下が許せない

「言ったことすらできない。なぜここまでうちの部下は使えないのか」

「何度も同じ説明をしているのに、ミスが減らない」

30代も半ばになると、こんな愚痴を聞く機会が増えた。特に本人が優秀なマネージャーであればあるほど、部下の不備にイラ立つ傾向がある。

私などは自分がポンコツなため、部下に頼らなければ生きていけないのだが、優秀な社員は部下の仕事すら巻き取ってなお働けてしまうからだ。

そこでなぜ、「うちの部下はこうも使えない」のかに対する答えを、今回はご提供したい。

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使えない部下が許せない

相原さん(仮名)は、38歳で初の部下を持った。部下は全員40代で、率直に言って「扱いづらい」と感じたという。とりわけ使えないと感じているある40歳の男性社員について、相原さんはこう語る。

自分より年上で、こんなに使えない人がいることが許せないんですよね。今まで何をやってきたんですか、って思っちゃう。たとえば、会議日程を組むだけでも、全員へメールして調整すればいいことを個別でやりとりして混乱を招いたり、逆に私へ確認してほしいことをすっ飛ばして上司へ回してしまったり」

であれば、相原さんの会社では、「どういうものを全員へメールすべきか」といったマニュアルがあるのだろうか。

「ないですけど、新卒で入ったならもう20年近く会社にいるわけでしょ? それまで社内調整ひとつもまともにしてこなかったの、って思いませんか? 誰がキーパーソンで、誰に何をまず見てもらうべきかなんて、新卒5年目でもわかりますよ」

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