室内キャンプ、「ごはんの友」食べ比べ…いつか家族でやりたい「7つの楽しいこと」
「忘れられない家族の思い出」ができる一冊
Twitterで公開している絵日記や、マンガ「あさひが丘の人々」が大人気のむぴーさん。当サイトでもお子さん3人(6歳、4歳、0歳)との楽しい日常を描いた「#むぴーの絵日記」傑作選を連載中ですが、そんな彼女が1月に新刊『いつか家族でやりたい99の楽しいことリスト』を出版しました。
CCCメディアハウスの担当編集者、大渕薫子さんによると、むぴーさんを知ったキッカケは、2021年4月に彼女がTwitterに投稿していた「おうちをホテルみたいにするプロジェクト」というマンガを読んだこと。
このマンガは、むぴーさんが子どもたちとアイデアを出し合って、家の中をホテルみたいにしたという実体験を描いています(新刊にも収録)。
「『これは面白い!!』と思いました。もともと、ドラえもんのひみつ道具やサンダーバードの秘密基地みたいな、常識にとらわれない、人間の妄想や欲望にも近いアイデアにとてもワクワクする質なのですが、むぴーさんのマンガにはそれに近い魅力を感じました。
『こうだったら最高なのに!』と思ったことを妄想100%のマンガにしたり、子どもたちの、いい意味で頭の中のストッパーがない自由な言動も、とっても笑えて大好きです」
そうやって、むぴーさんの世界にどっぷりハマって、過去の投稿を遡っていった大渕さんが見つけたのは、「いつか家族でやってみたい33の楽しい活動リスト」という2018年のブログ。「これを本にしませんか?」と相談したのが、今回の本につながったんだそうです。
彼女に、本の読みどころを伺いました。
「この本は、『これ楽しそう!』と思ったものを選んで実践してもらうことで、子どもたちに『忘れられない家族の思い出』ができたらいいなぁ、というのがメインテーマなのですが、お子さんのいない方でも子どもたちの自由奔放さにフフフと笑いつつ、自分が子どもの頃に家族としたことを思い出してもらえたらうれしいです」
お子さんと楽しみながら実践することで「テーブルマナーや金銭感覚、災害の停電時の行動の仕方が身につくなど、意外と子育てや知育に役立つヒントも隠れている」という本書。
新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」が猛威をふるう今、外出もままならず、ついついふさぎ込みがちというご家族もいるかもしれません。
こんな時期だからこそ、家族で一緒に「いつかやりたいこと」を見つけるためのヒントが、本書に詰まっているのではないでしょうか。