2022.02.07
# 韓国

文在寅は「1年待たずに、監獄送りに」…いま韓国で起きている「壮絶な権力闘争」の危ない深層

羽田 真代 プロフィール

5日あまりで4369人の署名

話しが少し逸れた。「スペース民主主義」のキム代表は、今回の仮処分申請を行うにあたり、李在明候補が「南北統一を目指すにはあまりにも手遅れだ(2021年11月20日発言)」「全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領は、3低好況(原油安・ドル安・低金利)をうまく活用し、経済が崩壊しないようにした(2021年12月11日発言)」と評したことが、民主党綱領に定める大韓民国の統一指向と5・18民主化運動(光州事件)の精神を否定したと指摘している。

左派である李在明候補はしばしば北朝鮮について言及しており、最近も1泊2日で江原(カンウォン)道を訪れて、「平和を通じた南北経済協力」「事実上の統一」を提示したばかりであったが、“完全なる統一”を夢に見る真の左派らは、彼の掲げる公約に納得がいかないようだ。

南北統一をめぐって対立? photo/gettyimages
 

李在明候補の職務停止仮処分申請に対する署名は1月10日よりインターネット上で集められ、5日後の15日に締め切られた。

5日あまりで4369人の署名を集めたのだから、この「スペース民主主義」という組織はそれなりに力を有しており、それほど党員内にも李候補を良く思わない人々が存在するということがよく分かった出来事であった。

SPONSORED