2022.02.07
# 韓国

文在寅は「1年待たずに、監獄送りに」…いま韓国で起きている「壮絶な権力闘争」の危ない深層

羽田 真代 プロフィール

ついに「身内」から見限られた

加えて、彼の息子も常習賭博疑惑及び売春疑惑が昨年末に浮上、賭博に至っては問題が取り上げられて早々に李候補本人が謝罪会見を行った。

とあるラジオ番組のインタビューで「金建希氏は国民の前に姿を現して謝罪したが、李候補の息子は姿を現さないのか」と問われた際、「大統領夫人は公的な存在だが、大統領の息子は成年で他人だ」と返答していたが、血のつながった実の息子のことを“他人”だと言い切る彼の思考が筆者にはまったく理解できない。

ついでに述べておくと、彼の前科4件は「すべて公益のために奔走した内容」であるから法を犯しても問題なかったのだという。そんな主張がまかり通ってしまえば、韓国ではますます犯罪者が増えるばかりになるだろう。

 

また、彼の甥は元恋人とその母親をめった刺し(元恋人を19回、母親を18回刺した)にして殺害した罪が問われ無期懲役となり、服役中だ。この時、甥の弁護を行ったのが李候補で、彼は「衝動制御障害で心神耗弱状態にあった」と主張して甥の減刑を求めたことも韓国世論では注目されている。

そもそも、前科4件で一国の長を決める選挙に立候補できること自体が驚きだが、これは我々日本とはお国事情が異なるのだから余計な話かもしれない。

これまで、李候補や彼の家族に纏わる数々の不祥事が報道されても、同じ与党内からは“反李在明”と唱える声はあまり表に出てこなかった。しかし、彼にまつわる不祥事や失言がここへきて次々と明るみになったことから、ついに身内が彼を見限ったのだろう。

これで李候補はさらに失速するだろう。

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