2022.02.09
# 不動産 # 節約

遅すぎるWi-Fi、劣化した給湯器…新社会人が遭遇した「悪質すぎる物件」の全容

退去しようと思ったところ…
河合 広栄 プロフィール

担当者が家主に確認したところ、どうやらこのアパートは「トンネル方式」と呼ばれるIPv4 PPPoEを使用しており、アクセスが集中する夜間や休日になると、回線速度が極端に遅くなる可能性があるという。実際に他の部屋の住人からも同様の苦情が寄せられているようだ。

「インターネット使い放題っていう話だったのに、契約違反じゃないですか!」

鈴木さんが指摘しても、担当者は「インターネット回線に接続されているから契約違反ではない」「アクセスが混み合う時間帯を避けて使用するしかない」と返してくるばかり。

Photo by iStock
 

そこに直撃したのが、新型コロナウイルスの感染拡大だった。4月1日に新卒で大手の通信会社に入社した鈴木さんだったが、感染者数が増加したことで、いきなりリモートワークを余儀なくされる。昼間の業務時間中は夜よりも通信速度は速いものの、オンラインミーティングなどでは画像や音声が途切れることも多々あり、少しずつ仕事に支障が出始めた。困り果てて上司にも相談したが、

「きっとインターネット無料をウリにしないと、入居者が集まらないアパートなんだね。気の毒だとは思うけど、入居してしまったのは鈴木くんなんだから。業務時間内は繋がるようにしてくれないと困るよ」

と言われてしまい、仕方なく自腹でポケットwifiを契約した。「インターネットが無料で使い放題」の部屋だったはずが、予期せぬ出費に見舞われてしまった鈴木さん。しかしこれ以外にも、予想外の事態が彼を襲うことになる……。

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