すべり台を降りてきた彼女に……

彼女とは、初めて会う気がしない。なんとも話しやすい。一緒に過ごしていてこの上なく楽しい素敵な人だと思った。お店で見ていた彼女よりも、幾分リラックスしている様に見えた。

「なんだか青春みたいで楽しいね!」

お茶割りを飲む彼女が、僕とまったく同じ気持ちを抱いていたことが嬉しかった。そして笑顔がかわいらしかった。

ご本人による再現3 写真提供/つーたん
 

僕は元々、自分のことを話すのが苦手なタイプである。特にはじめましてのお相手の場合、聞きに徹してしまうことが多いのだが、彼女の前だと自分のことを素直にぺらぺらと喋っていた。きっと彼女が話しやすい雰囲気をつくり、さりげなく僕の話を引き出してくれたのだろう。芸能人って、やっぱりすごいんだ。

そしてこの日、接吻をした。接吻を。
彼女が無邪気に滑り台をすべり、着地してお尻がはまったタイミングに。約2秒。
決してタイミングを見計らっていたわけではない。彼女が起き上がるのを手伝おうと、手を伸ばしたときに自然な流れで。

ご本人による再現4 写真提供/つーたん

そこから先はご想像にお任せしたい。

ブランコやベンチを行ったり来たりしながら、約5時間の外飲みを満喫した。
そんなこんなで初デートは、大満足のまま幕を閉じた。
あの日、気の向くままにDMを送って良かった。
直感を信じて良かった。どこに、どんなきっかけが隠れているかわからない。

写真提供/つーたん

【次回は3月14日公開予定です】