2022.03.18

ポケトークが、じつは「アメリカ」でいま「爆売れ」している凄い理由

「世界の50社」にも選ばれた

明石家さんまさんがテレビCMに登場して大きな話題となったAI通訳機「ポケトーク」。そのクリエイティブを手がけたのが、コミュニケーション・デザイナー/クリエイティブ・ディレクターの齋藤太郎氏だ。前編記事『ポケトークの「明石家さんまCM」をプロが大絶賛するワケ』では、「ポケトーク」を世に送り出したソースネクストの松田憲幸会長兼CEOとの対談で、あのCM誕生の裏側を語り尽くした。

そんなポケトークだが、じつはいまアメリカで爆発的に売れているという。コロナ禍が逆風かと思いきや、むしろ伸ばしているというその凄い理由とは――。

松田氏と齋藤氏(右)
 

「ポケトーク」を「動詞にする」という発想

松田 明石家さんまさんに出ていただいたことも大きかったですが、もう一つ「ポケトーク」の広告で大きく効いたのは、「世界とポケトークしよう」というキャッチコピーでした。「ポケトーク」を動詞にしてしまう、というすごい発想。これにもまたびっくりしました。

齋藤 著書『非クリエイターのためのクリエイティブ課題解決術』にも詳しく出てくるんですが、本当の魅力を理解していないと良い仮説は立てられないんです。そこでクリエイティブを考えるときに必ずつけるのが、タグラインです。タグラインを作ってから、「表現のクリエイティブ」たるキャッチコピーをコピーライターに作ってもらう。

タグラインをつけないうちに「表現のクリエイティブ」をやろうとすると、ピント外れなものになりかねない。

「ポケトーク」の場合は、タグラインは「夢の通訳機」でした。この言葉を真ん中に据えることで、その後がスムーズに進みました。「世界とポケトークしよう」というキャッチフレーズが早い段階でできていたことも、明石家さんまさんという人選につながった理由です。

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