X JAPANのファンは待たされっ放し
さらに特筆すべきは、YOSHIKIとX JAPANのファンですら、あきれていること。
「X JAPANのファンとしては複雑な心境…いや、呆れに近いかも。もっと他にやるべきことあるような…その1つとして、口だけで形になっていないアルバムリリースがある」
「X JAPANがまだアルバム出せてない(レコーディングは終わってるはず)のに、他のバンドを世界的ミュージシャンにすべくプロデュースって仕事が雑」
「ヨシキさんのことを知っている人なら呆れていると思う。自分から出すと公言したアルバムを10年以上出さず、自分のバンドも纏められないのに、他のことには手を出したがる。関わった人の人生に責任を持たずうまくいかなければ、僕は頼まれただけと責任転嫁する未来が見えます」
X JAPANのファンは我慢強いことで知られ、ひたすらアルバムやライブを待つ状態が続いているが、他のユニットやプロジェクトも宙に浮いた状態になっているものが多く、「さすがに今、ボーイズグループはありえない」という心境なのかもしれない。
今回のプロジェクトは、「日テレからのオファーではじまった」という経緯から、「また自然消滅パターンか」「もし最後までたどり着いたら奇跡」という感覚のようなのだ。
もちろんX JAPANやYOSHIKIのファンには、「それでも好き」という人のほうが多いだろうが、「自分の子どもや生徒を安心して送り出せるのか」となると話は別ではないか。
むしろ親や指導者の立場では、「他のオーディションもあるからよく考えなさい」と言うほうが自然に見える。