2022.03.01
# ロシア

プーチン、じつはウクライナと「全面戦争」をしたくないワケ

だから首都・キエフを攻撃した

プーチン、「ウクライナ全面戦争」は避けたい

ついに、その時がやってきてしまいました。

ロシア軍はウクライナへの攻撃を開始し、首都キエフをはじめ、ウクライナ各地で戦闘が発生したと報じられています。
(*注 原稿執筆時。2月28日20時現在の報道によると、ロシアとウクライナの停戦交渉が開始された)

私は、先日の記事プーチンの『焦り』…じつは一番恐れている『ロシア年金問題』の深刻事情プーチンの『本音』を知ればわかる、ウクライナ『楽観論』が危ない『3つの理由』などを通じて、ロシアが軍事行動に出る可能性は高いと、訴えてきました。

その懸念が、不幸にも当たってしまった模様です。

ウクライナ侵攻に踏み切ったプーチン大統領 Photo/gettyimages
 

ただ、これから戦闘が拡大するのか、それとも部分的な戦闘で収束するのかは、まだまだ不透明です。

ロシアが本当に制空権を確保できていれば、戦闘自体は短期決戦もあり得ると思います。ただ、その後の占領統治は困難なものになるでしょう。

ウクライナはユーラシア大陸で2番目の面積を持つ大国です。そのウクライナを占領するための地上戦となると、100万人以上の兵力が必要だと言われています。

一方、報道されているロシア軍の規模は17万5000人に過ぎません。ウクライナ全土を占領するには少な過ぎます。

ですから、ロシアといえども、ウクライナとの全面戦争に突入することは避けたいはずです。

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