プーチンも発病か…? 放置するとヤバい「パーキンソン病」兆候の「危ないサイン」

60歳以上の100人に1人が罹患
週刊現代 プロフィール

「高齢のパーキンソン病患者が風邪をこじらせて1週間寝たきりになると、脚の機能が衰えて歩けなくなる。肺炎や手術で食べなくなれば、回復後も嚥下機能が衰えて食べることができなくなる。パーキンソン病が進行すると、それが当たり前に起きてしまいます」

さらに別の病気を併発するリスクもある。

元関東中央病院脳神経内科統括部長で上用賀世田谷通りクリニック院長の織茂智之氏が語る。

「パーキンソン病が悪化していけば、嚥下機能が低下し、誤嚥性肺炎を招くケースがあります。排尿障害から腎盂腎炎などの尿路感染症も起こしやすくなります。また進行してくると、認知症の症状が出ることもあります。

手足の震えに加え、認知機能の低下、幻覚や妄想、立ちくらみなどが現れれば、介護が必要になってきます。症状が同時に出た場合は、家族の負担は大きくなると思います」

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では、パーキンソン病の予防法はあるのだろうか。エビデンスが明確な方法はないが、定期的な有酸素運動が有効だとされている。なかでも織茂氏は、2つの動作を同時に行う「デュアルタスク」を推奨する。

「例えば誰かと一緒にお喋りをしながら散歩をする。景色を楽しみながら、あるいは花木を観察しながら歩く。家の中なら、音楽を聴きながら足踏みする。脳を刺激しながら身体を動かすデュアルタスクを意識して、工夫してみるといいでしょう」

他にはこんな意外な予防法もあるという。

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