主にインスタグラムで「結局怖いのは人間だよね」というテーマで漫画を描き、56.2万人(2022年3月現在)のフォロワーがいる、ちなきちさん。今までは主にご自身の実体験を中心に漫画を作成していたそうですが、多くの方から「私もこんな怖い体験をしました!」「ぜひエピソードを漫画化してほしい!」という意見があり、現在はエピソードを公募し、漫画化したものを投稿しています。

その中でも反響を呼んでいるのが、子どもを連れて出て行った妻と、原因に全く心当たりがない夫の夫婦のすれ違いの実話を元にした作品『僕と帰ってこない妻』。インスタグラムに投稿するたびに多くのコメントが寄せられています。

怠けてばかりいる妊娠中の妻

ごくごく普通の夫婦に起きたすれ違いを描いたエッセイ漫画『僕と帰ってこない妻』。主人公の和樹は「家族サービス」をしっかりするという自称イクメン夫。誰もが羨む円満な夫婦関係だったはずなのに、ある日突然「書置き」を残して妻・雪穂と子供が出ていってしまいます。思えば雪穂と和樹の関係性に変化があったのは、雪穂の妊娠が判明したときからでした。

雪穂のつわりが始まったことで二人の生活が一変します。特に雪穂は「切迫流産」と診断されたことで退職せざるを得なくなり、それをきっかけに会社で評価を得ようと奮闘し始める和樹。

嫌いだった上司にも媚びへつらうことで会社での評判を上げていきます。一方で、雪穂はつわりが落ち着いたにも関わらず、ろくに家事もせず寝てばかりの様子。和樹は毎日理不尽に上司から怒られ、仕事を押し付けられているのに、自宅に帰っても食事もなし。

『僕と帰ってこない妻』#22(後編)より。漫画/ちなきち
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そんな日々に和樹のイライラは募っていきます。「俺は外で頑張っているんだから、雪穂は家のことくらいはちゃんとやってくれよ」こうして二人の関係はどんどんとこじれていくのでした。

それでは続きをご覧ください。

漫画/ちなきち