2022.03.22

プーチンの暴走で、これから日本が直面する「壮絶な現実」…ますます暮らしが厳しくなる

暴君を抑えつける「包囲網」

かつて「ソビエトのリヴィエラ」とも呼ばれた、ロシア南部のリゾート地・ソチ。豪華な別荘にウラジーミル・プーチン大統領は、巨大な黒い犬とともに姿を現した。

「大丈夫ですよ。この子は噛んだりしませんから」

不気味な笑顔を張りつかせ、愛犬コニーの頭を撫でる。会談の相手、ドイツの首相アンゲラ・メルケル(当時)の顔は引きつっていた。猛犬に噛まれたことのある彼女は、大の犬嫌いで知られる。

会談の後、メルケルはこう憤りを露にした。

「人の弱みにつけこむあのやり口……KGB(プーチンも所属していた旧ソ連の情報機関)の常套手段よ」

Photo by gettyimagesPhoto by gettyimages
 

一国の首相を相手に、まるでマフィアの親玉のような脅しをかけた、この'07年1月の会談から15年。いまやプーチンは全世界の人類を人質に取り、核ミサイルをちらつかせて恫喝する、最悪の独裁者に成り果てた。

追い込まれたプーチンはエスカレートしている。3月10日、北方領土で戦闘機迎撃を主用途とするミサイル「S300V4」を演習と称して撃ちまくり、11日には津軽海峡をロシア海軍のウダロイ級大型駆逐艦「アドミラル・パンテレーエフ」など軍艦10隻に突っ切らせた。

SPONSORED