2022.03.28
# 不動産

40代男性の「堅実な人生」を狂わせた、「品川のタワマン」の意外な落とし穴

修繕積立金が急に2倍に!

2021年、首都圏の新築マンションの平均価格は6260万円と、3年連続で上昇を見せた。バブル期を上回り、過去最高を記録する価格だ。

しかし一般的なサラリーマン世帯、とくに子育て世代にとっては、目下の生活費や教育費と、とにかくお金は出ていくばかり。多少家計にゆとりがあっても、住居費にばかりお金をかけるわけにはいかないというのが大半の本音だろう。

一方で、日本では「賃貸より持ち家のほうが偉い」「社会的信用がある」といった風潮もまだまだ根強く残っている。そうした消費者心理ゆえか、中古マンション、とりわけ築浅のタワーマンションの中古取引市場は活況だ。

中古のタワマンは、新築よりお得に購入できることが多く、いいことずくめのように思えるが、隠れた落とし穴もあることをご存じだろうか? 今回は、中古で憧れのタワマンを手に入れた46歳男性が直面した“悲劇”をご紹介しよう。

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お得に手に入れた、憧れのタワマン暮らし

古川崇さん(46歳・仮名、以下同)は、専業主婦の妻・美代子さん(38歳)と一人娘の結衣ちゃん(3歳)との3人暮らし。中古で購入した品川エリアのタワーマンションの中層階に暮らして5年目だ。

「教育資金や老後の生活資金についてもシミュレーションしたうえで、家計に無理がないようにと考えたら、中古マンションが最適解でした。賃貸にしなかったのは、妻の強い希望です。教育熱心な彼女いわく、“名門私立のお受験では持ち家に住んでいるのが必須条件”だそうで」

品川アドレスのタワーマンションは、崇さんの憧れでもあった。「ここに引っ越してきてから、人生に追い風が吹いているようだった」と話す様子からは、幸せに満ち溢れた当時の暮らしぶりが容易に想像できた。

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