「お悩み相談」に、釈徹宗さんと細川貂々さんがお答えします!

「生きベタ」対談②
生きづらさを抱える人たちの交流の場「生きるのヘタ会?」を主宰する漫画家の細川貂々ほそかわてんてんさんと、「仏教では『人生は思いどおりにならない』というのがデフォルト」だという如来寺住職で宗教学者の釈徹宗しゃくてっしゅうさん。お二人が、これまでの人生から編み出した、「生きづらさとうまく付き合う方法」をまとめた本が刊行されました。今回は、その『生きベタさん』から、「お悩み相談」にお二人が答えた章の一部をお届けします。

みんな意外な悩みを抱えてる

貂々  釈先生は、ご住職であり、大学で教える立場にもいらして、「生きづらさ」を感じている人たちの悩み相談を受ける機会も多いのではないですか?

  そうですね。誰もが、多かれ少なかれ、悩みやストレスを抱えています。そし て、「生きづらさ」という言葉を意識していなくとも、なにか生きづらいと感じている人は、私のまわりにも多いように思います。

貂々  私も「生きるのヘタ会?」でいろいろな人の話を聞いて、思いもかけない人が意外な悩みを抱えているのだなあと思いました。生きづらさは本当に人それぞれ、その人によって生きづらさの種類も感じ方も様々なのだと知りました。

  ある人にはちょっとした「悩み」レベルであることが、別の人にとっては深刻な「生きづらさ」となっていたりします。職場や学校、家庭、地域……様々な場面で生まれる「悩み」が、いつしかストレスになり、気が付けば「生きづらさ」を憂う日々を送ってしまっていることもあるでしょう。

ここからは、私が周囲の人たちから相談された様々な悩みについて、貂々さんと一緒に考えてみたいと思います。

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