冒険が自分にとっての「成功体験」になる

石橋を叩いて渡ることも大切。疑問を抱いて熟考し、判断することも大切。でも時には、「ええい!」と流れに身をまかせてみるのも良いのではないだろうか。怖がって部屋から一歩も出ずにいたら、一生外の空気を知ることはできないのだから。

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価値観の変化やコンプライアンス遵守、新型コロナウィルス、戦争。私たちは、特にこの2年、あまりに世界に変化がありすぎて、思考停止しないようにとガチガチに足元を固められていたかもしれない。思考の隙間が生まれないほどに。

写真提供/バービー

私たちはコロナで、それこそ部屋から一歩も出ず、誰にも会わず、息も止めんばかりにいなければならない時もあるということを知った。そして、ルールや理論を守り、何かを恐れて一歩も出ないことが、どれだけ息苦しくなることかも知ったはずだ。

私は、思考を手放したときに入ってくるものもあると信じている。直感とも言うかもしれない。

改めてちょっと思った。一歩を踏み出すのは、その現実を享受しているからこそできる。タクシーで知らない場所で降ろされたこと、台湾のタクシー運転手に言葉が通じぬままどこかに連れていかれたこと。その後のバーとの出会いや、九扮の景色との出会いは、その現実をありのまま受け止めて、絶望したり怒ったりせずに何か行動を起こしたからだったんだなと。

ピンチの時こそ、一歩を軽はずみに出してみる。たかが一歩。されど一歩。

ぼったくられてはいるけれど、あの九扮の夜景とおっちゃんと巡った台湾の経験は、私の中で確実に「成功した冒険」の体験だ。そしてそれが、ちょっとした自信になって私の中に息づいている。

写真提供/バービー

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