それでもこの保険料を払い続けると家計が破綻してしまうことが分かったので、これを機に最低限の保険だけ残して保険を見直すことにしました。
対策案
あらためて加入している保険の全貌を掲載しておきましょう。
【保障タイプ】
(1)定期付終身保険(国内大手生保):【夫】死亡保険金8560万円、入院特約あり、保険料2万7200円/月(10年更新タイプ)
(2)定期付終身保険(国内大手生保):【妻】死亡保険金2500万円、入院特約あり、保険料1万1900円/月(10年更新タイプ)
(3)がん保険(外資系生保):【妻】一時金50万円、入院通院あり、保険料2100円/月(終身払)
(4)共済制度:【長男】死亡保険金100万円、入院特約あり、保険料1000円/月(1年更新)
【貯蓄タイプ】
(5)ドル建終身保険(外資系生保):【夫】死亡保険金400万円、保険料12.5万円/年(10年払込満了)
(6)ドル建終身保険(外資系生保):【夫】死亡保険金270万円、保険料18.3万円/年(10年払込満了)
(7)ドル建個人年金(外資系生保):【夫】年金額60万円、10年確定年金、保険料21万円/年(60歳払込満了)
(8)ドル建終身保険(外資系生保):【長男】死亡保険金180万円、保険料1万3260円/年(60歳払込満了)
(9)変額年金保険(外資系生保):【夫】一時払保険料192万円
(10)個人年金保険(国内大手生保):【妻】年金額110万円、10年確定年金、保険料1万2000円/月(60歳払込満了)
まず着手した見直しは(1)の祐太さんの生命保険です。死亡保険金8560万円もあり、本当にこれだけの保障が必要かどうかを考えなければいけません。
後述する必要保障額の考え方に基づき、保障額を5000万円まで減額して収入保障保険に、入院特約は保障が充実した医療保険に、それぞれ保険料の安い別々の生命保険会社で見直し、(1)は解約することにしました。
奥さまの(2)の保険も、そもそも奥さまに2500万円も保障が必要か考え直してもらい、必要なしと結論が出たので、奥さまは医療保険だけに見直し、(2)も解約することにしました。