4月の春休み明けや、5月のゴールデンウィーク明けなど、長期休みの後に増える不登校。不登校とまでいかなくても、子どもから発せられる「学校に行きたくない」の言葉にドキッとしたことがある親御さんも少なからずいるのではないでしょうか。

この子どもからのSOSは誰にでも起こりうること。きっかけは意外に小さなことだったりすることも多いものです。子どもへの声掛け、親の心構え、できるならば「学校に行きたくない」と発せられる前に築いておきたい親子関係について、『母親が変わればうまくいく 第一志望校に合格させた母親がやっている子育て39』の著者であり、自身が提唱する“ぺたほめ教育法”で多くの親から育児や教育に関する相談を受ける藤田敦子さんにご寄稿いただきました。

シングルマザーとして二人の息子を医者へ育て上げた経験から、母親の子育てを楽にする活動も行う藤田さんが提案する、この時期多く寄せられる「学校に行きたくない」という子どもへの対処法とはー

「学校に行きたくない」とその対処法

4月は入学や新学期で忙しいシーズン。そして学校が始まってまだ慣れないうちに、5月、ゴールデンウィークで長期休みになります。学校は楽しみもいっぱいだけれど、不安もたくさん。お友達と仲良くできるかな、先生優しいかな、勉強楽しいかな。そんな時ふっと「学校行きたくない……」と、子どもは不安からポロリと言ってしまうこともあるのです。

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私のところに、親御さんからの「子どもが学校に行きたくないと言っている」というご相談が増えるのも休み明け。今回は、そういったときに、子どもにどう声がけするといいのか、そして親の心構え、築いておきたい親子関係についてお伝えしたいと思います。

「学校に行きたくない」には段階があります。

もし子どもが「行きたくない」と言っても、「うちの子いじめられてる?」「うちの子不登校?」と、パニックにならず、まずは共感して、こう言ってあげてください。

「わかる~。お母さんだって仕事に行きたくないときあるもん。一緒だね」
「わかるよ。お母さんも子どもの頃、行くの嫌~って思ったことある」

春休みやゴールデンウィークにお家で楽しく過ごしたので、単にお母さんやお父さんと離れたくないだけかも知れないですから。