2022.04.21
DX時代を勝ち抜く~デジタルに強い組織を作るための自社人材リスキリング戦略
提供:株式会社アイデミー
国・企業が注目するDX人材のリスキリング
未曾有のスピードで変化する世界、コロナ禍によってDX化は更に加速している。 毎週のように新しい技術やアプリ、トレンド、あるいは働き方が現れるため、企業はあらゆる変化に備える必要がある。
企業がデジタルに強い組織を作るには、デジタルリテラシーが豊富な自社人材が欠かせない。なぜ外部の人材ではなく自社の人材が重要なのか、企業がデジタル化を進めるためには何をすれば良いのか。本記事では、これからの企業が取るべき「リスキリング戦略」を解説する。
まずは、大前提として3つのキーワードを押さえておきたい。
「DX」:企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を改革し、競争上の優位性を確立することを指す。つまり「顧客体験の徹底的なデジタル化」
「DX人材」:DX化を目指すうえで、単なる業務効率化だけではなく、データやデジタル技術で企業を強い組織へと変革させていく人材が必要となる
「リスキリング」:新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する(させる)こと
つまり、企業がDX化を進めるにあたり、データやデジタル技術で組織を変革してくれる人材を育てることが急務となっている。

実際、国や企業もリスキリングに積極的に取り組んでいる。岸田文雄首相はデジタル化に向けた人材育成などに3年間で4000億円を投じる政策パッケージを創設する方針を発表。また、米Amazonは7億ドルを投じて、2025年までに米国内従業員10万人をリスキリングする計画を進めている。