2022.04.11

ここにきて「プーチンの自滅」が現実味を帯びてきた…ロシア「一日3兆円の戦費」の衝撃中身

週刊現代 プロフィール

こうした部隊も被害に遭うことを想定すると、約116億1300万円かかる。

当然、それだけの車両を動かすには燃費も膨大だ。戦車100両他の師団が1000km走行すると考えた場合、最低でも約75万Lの軽油が必要とされている。

現在の日本における軽油価格で換算すると、ウクライナ侵攻にかかっている燃費は約1936億6200万円だ。

 

ウクライナ軍は、侵入してくるロシア空軍に対して一定の対空砲火網を敷いているため、ロシア軍は厳密な標的を定めない遠距離砲撃を多用している。

こうした遠距離砲撃をするためには火砲(大砲)や多連装ロケット砲が使われる。火砲は、自走可能な「自走砲」や大型トラックに引かれる「牽引砲」、軽量で大きな破壊力を持つ「重迫撃砲」の3つに分けられる。

多連装ロケット砲とは、複数のロケット弾を一斉発射することを目的としたロケット砲だ。

今回の侵攻でロシア軍が使った燃料気化爆弾は、「TOS−1」という多連装ロケット砲によって発射された。一両あたりの値段は、約7億4000万円。ロシアが保有するロケット砲の6割が戦地で使われ、戦車と同程度の比率で破壊されていたら最大約1325億円の損害だ。

当然だが、戦車や火砲、ロケット砲で使われる弾薬にもカネはかかる。後編記事『プーチン、ついに“自滅”か…戦費「3兆円」ムダ遣いで、これからロシアが辿る「壮絶な末路」』でその具体的な内訳を明かそう。

『週刊現代』2022年4月16日号より

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