2022.04.14

70歳を超えて「がん」から身を守る「食べ物」「お酒」「生活習慣」の意外なワザ

国民の5人に一人はがんで死ぬ時代…
週刊現代 プロフィール

この年代には、ただでさえ体力も大きく低下する。東京大学高齢社会総合研究機構の研究によれば、男性の7割、女性の9割が75歳を境にして生活自立度が下がってゆき、食事や排泄、入浴が不自由になり始める。

近年、医療界で注目されている「サルコペニア」、すなわち筋力低下も70代半ばから急速に進んでしまうという。

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「サルコペニアの人はそうでない人に比べ、死亡リスクが男性で2倍、女性で2・3倍に上昇したとのデータも存在します。

また、がん発症後に、化学療法などの負担も相まってサルコペニアを起こす患者さんも少なくありません。その場合は入院生活で体を動かす機会が減り、一気に筋力が落ちて、食事が摂れなくなったり、がん治療に悪影響を及ぼしたりと、負のスパイラルに陥ることもあるとされています」(内科医・産業医の森勇磨氏)

握力が男性で28kg、女性で18kgを下回るとサルコペニアのおそれがある。「最近、ペットボトルの蓋が開けにくくなった」という人は、危険信号かもしれない。

加えて、いま70代以上の人には「特有の事情」もある。それは、生まれ育ってきた時代と環境だ。

数あるがんの中でも、肝臓がんはおよそ90%、胃がんは98%が感染性のがんだ。前者はC型肝炎ウイルス、後者はヘリコバクター・ピロリ菌を体内にもつ人が発症しやすい。

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