2022.04.17
# ライフ

禅僧が明かす、なぜか「運がいい人」たちが心がける「大事な習慣」

知っておきたい「生きるうえでの基本」
『ニューズウィーク』日本版の「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれた禅僧で、庭園デザイナーとしても活躍している枡野俊明さん。『大地黄金の開運術』は、そんな枡野さんが大切にしている「禅の教え」が詰まった一冊だ。中でも「大地黄金」という教えは、コロナ禍で暗くなりがちな心に光が射し込むこと間違いなし。人生が好転するこの開運術について、ご本人にたっぷり語っていただいた。

仏様に開運をお願いしよう

依然収束しないコロナのおかげで苦労されている方も多いと思います。商売の先行きが見通せない、仕事や収入が減ったという方や、運悪くリストラされてしまったという方もおられるかもしれません。本当に悩ましい事態です。

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仏教では、運が好転することを、仏様の導きと考えます。

たとえば、私が住職を務めている建功寺(神奈川県横浜市)では、昨年2月末で本堂の再建工事を終えました。工事開始から6年半の歳月を費やしましたが、これがコロナ禍に工事を始めたのであれば、完成するのは難しかったでしょう。

こうした運のよい出来事に遭遇したとき、私たちは「仏様の導きがあった」と考えます。

「開運」というと神様にお願いするものと思いがちですが、そんなことはありません。仏様に開運をお願いしても、まったくおかしくないのです。

実際、以前の日本では、正月に神社とお寺の両方をお参りするのが一般的に行われていました。年が明けたら近くの氏神様にお参りし、その後、菩提寺に向かって、本堂に祀られているご本尊様と、ご先祖様たちが眠っているお墓の前で、新年のご挨拶をするのが習いだったのです。

 

「お蔭様で無事に新しい年を迎えることができました。ありがとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします」と手を合わせる。誰もがそこから一年のスタートを切ったわけです。

また、仏教の各宗派では「心願成就」「病気平癒」「家内安全」……などを願い、祈祷や護摩行(護摩を焚いておこなう祈祷)を行っています。これも運が良くなることを祈念するものです。このように、開運を仏様にお願いすることは、まったくおかしくないのです。

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