意外に多い年収1000万円超、日本の大企業では男性従業員の3割

公開数字で推計を行ってみたら
野口 悠紀雄 プロフィール

女性で年収1000万円以上はきわめて少ない

分布のデータを使えば、平均値データでは分からないいろいろなことを知ることができる。例えば高額所得者の比率だ。

日本社会では、年収1000万円以上が得られれば、ほぼ満足すべき状態と言えるだろう。つまり、企業人として成功したと評価できる。

 

では、年収1000万円以上の人はどの程度いるのだろうか? 民間給与実態調査によると、男性従業員では、全体の7.1%だ。しかし、女性従業員の場合には、0.34%と極めて低い。

大学進学率における男女差は、これほど大きくない。だから、日本企業は、能力に比べて、女性を十分に活用していないということができる。

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