2022.04.15

著名人に聞いた…がんから身を守るために「やってよかったこと」「やめてよかったこと」

週刊現代 プロフィール

「正直なところ、食生活にはこれといったこだわりはないんです。ただ、結果的に好物のキノコ類や海藻類が、がんによいと言われるものでした。あとは発酵食品の糠漬けを自分で作ってよく食べています」

作画をしている時は、スタッフと一緒に泊まり込みで作業をすることもある。そんな日には、弘兼さんが自らわかめ類かキノコ類が入った味噌汁を作って振る舞うという。

「お酒はもっぱらワインか日本酒で、どちらも抗酸化作用があるポリフェノールが含まれています。痛飲することもなくなり、医者からは年のわりには血液がサラサラだと言われています」(弘兼さん)

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がんを遠ざける抗酸化作用のあるポリフェノールといえば、赤ワインを連想する人も多いだろう。しかし実は、日本酒にもフェルラ酸というポリフェノールが含まれている。特に樽酒は清酒の2・5倍の抗酸化作用があると言われ、適量を飲めば「百薬の長」の効果を発揮してくれる。

弘兼さんは、学生時代から吸っていたタバコも、50代でやめている。タバコは、がんによる死亡率を男性で1・6倍、女性で1・8倍に高める。がんを避けるうえで、禁煙は非常に重要な要素だ。

「海外取材に行った時に、喫煙者がトイレの近くなど末席に追いやられているのを見たんです。世界ではタバコがこんなに忌み嫌われているのかと思い、やめる決意をしました。もともと間が持たないから吸っていただけで、徐々に減らして禁煙を達成できました」(弘兼さん)

毎週締め切りに追われる漫画家は、一見ストレスが溜まりそうな仕事だ。しかし弘兼さんは逆に、漫画を描くことでリラックスできるという。趣味の延長として楽しむことができるのなら、仕事を続けることは健康にもいいのだ。

「あとは心の健康を保つために、負の感情を持たないようにすることも大事です。最近でいえば新型コロナに対して必要以上に敏感になってしまうとか、イライラしすぎないようにしています」(弘兼さん)

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