2022.04.22

「ママ友」「家族」「親の会」よりも「顔の知らない友達」…自殺寸前だった「カサンドラな妻」を救った人物

仁科 友里 プロフィール

綾子さんを支えたのは、古くからの女ともだちだった。

「大学院時代の友人です。結婚生活の末期、夫に殴られたりしていたのですが、その時に私と娘を家にかくまってくれました。彼女は独身でずっと仕事を続けていますから、私とは境遇が違う。けれど、今でも、誰よりも私と娘を気にかけてくれる。血がつながっていなくても、理解してくれる人はいるんです」

 

もう一人、綾子さんには「顔を知らない友達」がいる。

「カサンドラ症候群を経験したことのない人に、理解してというのは酷な気がします。なので、私はmixiで探しました。同じ境遇で、感覚が合う人。数は少ないですし、難しいと思いますが、いると思いますよ。

ポイントは『実際に会わないこと』です。大人の女性が新たに友達を作るのは、簡単なことではありません。ネットで気軽に連絡が取れる。それ以上求めないほうがいいと思います。

もう一人、趣味を通して知り合った友達がいて、ライブに一緒に行ったりしています。彼女も境遇は違うのに、すごくよく話を聞いてくれます。甘えすぎないように気を付けて付き合っていきたいです」

photo by iStock
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