2022.04.20

佐々木朗希「完全試合」の衝撃…!「ヤバすぎる球」に白旗を上げざるを得なかった

その凄さを分析

圧巻のパーフェクトゲームで日本中のド肝を抜いた令和の怪物。主な球種は2種類しかないとわかっていても、バットに当たらない。規格外の投球を生み出す身体には、いったい何が隠されているのか。

驚異的な奪三振力

「この調子でいけば、今季中にあと1~2回完全試合を達成しても、全く驚かない。プロ野球史上最高の投手と言っても過言ではありません」

興奮気味に語るのは、野球解説者でロッテOBの得津高宏氏だ。

4月10日のオリックス戦で記録ずくめの完全試合を成し遂げて以降、日本中の野球ファンの話題は佐々木朗希(20歳)一色に染まっている。

プロ野球新記録となる13連続奪三振に、タイ記録の合計19奪三振。この2つの数字に注目が集まったが、当日のデータを見ると、その凄さが改めて浮き彫りになる。

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たとえば、この日のストレートの平均球速は159・8kmで、オリックスの打者がかろうじて前に飛ばせた打球は、わずか8球だけ。

何より衝撃的だったのは、昨季まで2年連続の首位打者を獲得したスラッガー、吉田正尚があっさりと3三振を喫し、「(球とバットの)接点がなかった」と敗北宣言をしたことだった。

吉田は規定打席に到達している打者のなかでも極端に三振が少なく、'20年は492打席に立って29個、'21年は455打席で26個しか取られていない。いずれも、三振率は6%以下だ。

これはイチローの全盛期('97年、5・9%)と並ぶ数字であり、当代随一の選球眼の持ち主と言っていい。その吉田が白旗をあげたというのは尋常なことではない。

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