2022.04.25

1ドル=150円の大暴落に備える「円安」と「インフレ」に強い日本株、30銘柄を大公開する…!

週刊現代 プロフィール

今回、6名の識者に円安とインフレに強い銘柄を推奨してもらったが、そのうち4名が挙げたのがプラント建設大手の日揮ホールディングスだ。

「現状で欧州各国はまだロシア産LNGの輸入禁止に踏み切っていませんが、将来的にロシア以外で代替エネルギーを確保しようと躍起になっています。

そうなると、世界各地でLNGプラント建設の需要が高まる可能性がある。日揮ホールディングスはすでに4月に入って、台湾や米国でLNG基地の拡張工事や設計を受注していますし、今後も期待できます」(投資情報会社ラカンリチェルカ会長の村瀬智一氏)

世界中で資源や穀物を買い集め、国や企業に売って儲ける商社株にも注目が集まる。

「燃料や鉱物の権益を持つ三菱商事も悪くないですが、安定需要のある食料品に強い丸紅も忘れてはいけません。世界有数の小麦の産地であるウクライナが戦場になったことで、穀物価格が上昇していますが、丸紅は備蓄を確保しており、含み益は大きい。

穀物価格の上昇は、世界中で農業の活性化を促進します。農業機械の需要も拡大するため、農機メーカーのクボタにも注目です。同社の農機は東南アジアやインドで販売好調です」(ちばぎん証券元顧問の安藤富士男氏)

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絆アセットマネジメント代表の小沼正則氏がポイントに挙げるのは「価格転嫁」だ。たとえば、調味料で国内最大手の味の素は、原材料の値上がりに対応するため、6月1日から出荷価格を引き上げると発表している。

「すでに海外では値上げを実施し、業績を改善させています。国内でもトップシェアを誇るため、価格に転嫁しても消費者が離れにくい。今期は4年ぶりに過去最高益を更新する見通しです。

日本製鉄も鉄鉱石やエネルギーなどの価格上昇に対応するため、いち早く製品価格を値上げしました。その結果、前期324億円の赤字から今期は5200億円の黒字に転換する見通しです」

インフレなどの景気動向に左右されにくい「ディフェンシブ銘柄」を挙げたのは松井証券シニアマーケットアナリストの窪田朋一郎氏だ。

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